ヒゲ剃りのススメ

T字カミソリ・電動シェーバーの選び方・剃り方等の説明、レビューや性能比較をしています。

ヒゲ剃りの選び方

自分のヒゲを知ろう

Flaticon_42063ヒゲ剃りやシェーバーを選ぶ際は、amazon、価格.comなどでシェーバーの値段を調べる前に、まずは自分のヒゲをよく理解することが正しいヒゲ剃り選びの第一歩です。

自分のヒゲを理解していないと、せっかく選んだヒゲ剃りが自分に合わず、無駄な出費になってしまいます。また、ヒゲだけでなく、自分の肌が強いか弱いかもあわせて知っておきたいところです。

ヒゲの濃さや肌の強さは明確な基準があるわけではありませんが、自分のヒゲや肌をよく観察することで次のことが分かってくるかと思います。

○ヒゲが濃いのか?薄いのか?
○ヒゲがどこに生えてくる?頬やモミアゲ?生え方にクセはあるか?
○どこに生えてくるヒゲが濃いのか?鼻の下?アゴ?頬?
○乾燥肌?ニキビやふきでものはできやすいか?

上記は一例ですが、どうしても個人差があるものですので、自分のヒゲや肌の特長を知っておくとヒゲ剃りを選ぶ上で何が必要か分かりやすくなるでしょう。

自分がヒゲを剃る姿をイメージしよう

Flaticon_42047自分のヒゲや肌の具合を見つめなおしたら、次は自分のヒゲを剃っている姿をイメージしてみましょう。あらかじめイメージしておくことで、ヒゲ剃りを選ぶときに何を必要としているか、何がポイントになるかといった点を具体的に考えることができます。

○いつ?(出勤前?出勤後?帰宅後?など)
○どこで?(お風呂?洗面台?出張先のホテル?など)
○どれくらい?(急いで剃る?時間をかけてしっかり剃る?など)

どんな性能が欲しいか整理しよう

Flaticon_43179自分のヒゲをよく理解して、自分がヒゲを剃るシーンをイメージすると、ヒゲ剃り・シェーバーに何を求めるか、どんな性能が必要か分かってくるかと思います。

ただし、「キレイに深剃りができて、肌に優しく、短時間で剃ることのできる」ヒゲ剃りなどといった全ての要求に答えられるヒゲ剃りはないということは頭の片隅に入れておいてください。

相反する性能を求めることもあるかと思いますが、それぞれの要求に対して、どれを優先して、どれは我慢できるか、などを考えていくと良いでしょう。

ヒゲが濃いからとにかくキレイに深剃りしたい!

キレイな深剃りを最重視する場合、T字カミソリがお勧めになります。電動ではできない剃り味は確かに魅力です。3枚~5枚刃から選ぶと良いでしょう。ランニングコストを抑えたい場合は、3枚刃が無難かと思います。

電動シェーバーでは、往復式のシェーバーがお勧めです。中でもブラウン製シェーバーの上位機種は、音波振動による首振り機能や動く癖ヒゲトリマーなどがあり、電動シェーバーの中でも目立った深剃り性能を持っています。

忙しいからとにかく早剃り優先!

往復式の電動シェーバーがお勧めです。ヒゲが薄い場合は何枚刃でも大差はないかと思いますが、ヒゲが濃い場合は4枚刃以上を選ぶとなお良いでしょう。

ただし、癖ヒゲの人は回転式が結果的に一番早く剃れることもあるので、注意してください。

肌に優しいヒゲ剃りがしたい!

強引にヒゲを引っ張って剃ることが少ない回転式の電動シェーバーがお勧めです。ヒゲの濃い人でも、回転式のシェーバーは上位機種になると、各ユニットが独立して作動するため、比較的早く・深く剃ることができます。

また、ヒゲが濃い場合は、折衷案としてロータリー式の電動シェーバーも選択肢に入ってくるかと思います。

どこでも手軽にヒゲ剃りをしたい!

T字カミソリ、乾電池式の電動シェーバーがお勧めです。電動シェーバーでは、電池式は廉価な機種が多く、パワー不足が否めないため、携帯用と通常使用で分けて購入することも検討した方が良いでしょう。

その他のポイント

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■刃の枚数で選ぶ

ヒゲ剃りの刃が多いほど、短時間でしっかりと剃れます。また、接地面積が広くなりますので、その分圧力が分散して、肌にかかる負担が少なくなります。ただし、刃が多いほど価格は高くなりますので、ヒゲの濃さや肌の強さを踏まえたうえで選ぶと良いでしょう。

■メンテナンス方法で選ぶ

毎日使うものだけに、簡単にメンテナンスができるタイプが求められます。T字カミソリでは本体や替え刃の交換で簡単に行えますが、電動シェーバーを選ぶ場合は、メンテナンス方法も選択時の検討事項です。

水洗いについては、ヘッド洗いのみ対応可能なタイプと石鹸なども使える完全防水タイプに分類されます。風呂剃りをする方は完全防水がお勧めですが、よく使う場面にあわせて選択すると良いでしょう。
また、注油による刃のメンテナンスについては、往復式やロータリー式のシェーバーで必要となります。回転式は自己研磨ができるため、この点が不要です。

自動で洗浄してくれる洗浄システム付きのものならそういった手間からは開放されます。洗浄器にシェーバーを入れてボタンを押すだけと手軽で、洗浄液にオイルも入っているタイプなら、刃にオイルを付ける手間もありません。ただし、定期的に洗浄液の交換が必要になり、洗浄器を置くスペースがいるので、洗面所が手狭になります。

公開日:
最終更新日:2015/07/14